映画 隆治のはらわた



最も怖いホラー映画とは何かと聞かれたら、私は何のためらいもなく「隆治のはらわた」と答えるだろう。
このビデオパッケージを見るだけで、今でも手のひらが汗でびっしょりになる・・・


唐木田に怪しい謎の空家があった、この空家は何故か周囲の人々に恐れられていて人々はこの空家の事を「ドラゴンハウス」と呼んでいた。
そんな謎の空家、ドラゴンハウスで肝試しをしようと若い男女5人がドラゴンハウスに忍び込む。

空家の中は特にこれといった変わった事もなく、若者たちはノリノリでパーティーを楽しんでいた・・
そんな時、1人の若者が机の上に置かれていた「スギ説法」と書かれたカセットテープを発見する。

何が録音されているのだろうとそのテープをラジカセで再生すると、
「朝食は何を食べましたか・・・、デットリフトとスクワットは医者に止められている・・・、数値の関係で調子が出ない・・・」
といったよくわからないトークが長々と録音されていた。

若者達はそのテープを聞いてみんなで爆笑し、テープの声の主の事をバカにして盛り上がっていた・・・

その時、地下室から何やら声が聞こえてくる。
「隆治にも人権がある!」、その声は確かにそう言っている、若者たちはその声がどこから聞こえてくるのか確かめようと地下室に向かった。

そして地下室を調べていると、「イエース!」という雄たけびを上げながら床下からバンダナを巻いた隆治が飛び出してきた・・
そして隆治に捕まった若者たちは・・・、
ここからは恐ろしくてとても文章では表現できない・・・
(ちなみに血は一切出てこない、精神的に追い詰めるのである)

今までのホラー映画では物足りないという人は、この隆治のはらわたに挑戦してみてはどうだろうか。
ただし、強烈なトラウマになってバンダナを見るだけで過呼吸になっても責任は負いませんよ